将来を見通すことが難しいIT業界

IT業界で働き続けることに不安を感じている人もいます。移り変わりが激しい世界なので、いつまで今の調子で仕事を続けていけるか分からないからです。

スマホゲームの登場でコンシューマーゲームが壊滅的なダメージを被ったのと同じようなことが、今後どこで起こるか分かりません。将来のことを考えれば考えるほど、自分の仕事がいつか失われてしまうのではないかと不安になるものです。確かに、いつまでも変化をしないのであれば、そのうち必ず仕事はなくなってしまうことでしょう。しかし、時代の変化に合わせて自分自身も変化させていけば、生き残っていくことはできます。
将来的に人工知能が発達して、プログラミングや創作的なことまでやり始めたら終わりかもしれません。しかし、その時には他の職業も大抵は人工知能に取って代わられているはずなので問題はないでしょう。将来が不安だからという理由で他業種に転職をする人もいますが、他業種も必ずしも安全とは言い難いのです。例えば介護の世界も介護ロボットの導入によって人間の労働力が必要なくなるかもしれません。これからの時代は何がどうなるか本当に分かりません。ですから、少しでも自分自身を成長させておくことが大事なのです。

そのための最短距離は、他業種へ転職することなく1つのスキルをとことんまで極めていくことでしょう。IT業界はスキルを極めるのには向いていますから、無理に職場を変更してしまう必要はありません。